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2012-07-30

STARSHIP TROOPERS INVASION

ネタバレあり。















公開になったので観てきた。

相変わらず、上映館数は少ないが、前作よりは増えたみたい。まあ、その他、夏の大作映画と比較すると、集客力で落ちるのは間違いないので、致し方なしといったところ。


今作は、今までの実写映画ではなく、全編フルCGになっている。

言うほど映画観ない、というかアニメ映画は滅多に観に行かないので、不勉強ながら今作の荒牧伸志監督を知らなかったんだけど、アップルシードの映画を撮った人なのね。

最新鋭のフルCG映画(PIXAR、DREAMWORKS等)と比較すると、見劣りはしちゃうけど、気にならないレベル。人間のモデルが割と日本アニメよりだったので、日本人にはウケがよさそうだが、外国でどう受け取られるのか、大きなお世話ながら心配してしまった。


お話は、いつも通り(笑)、人間と蟲の戦争で、蟲を侮ったら酷い目に遭った、という解りやすいもの。

1の主要人物が再登場しているので、懐かしさもあるが、人物のモデルをあまり似せていないので、脳内補間が必要。


そして前作でようやく登場したパワードスーツ、マローダーだけど、あれはパワードスーツではないという扱いになったみたいで、今作ではパワードスーツは別に存在する。

今作のパワードスーツは、かなり現代SFチックなデザインで、好きだ。HALOのチーフを思い浮かべると、だいたいあってる。

コスト問題は解決したのか、ちゃんと機動歩兵全員に行き渡っているようで、戦場に子供を送り出す親御さんも安心。

マローダーは、パワードスーツの更に上位装備扱いで、丁度先日、ワンフェスで公開されたクラタスに近い大きさの搭乗型メカである。

事前情報を全く仕入れていなかったので、「マローダー出てこないんだろうな(前作は黒歴史扱い)」と思ってたら、リコがマローダーで自ら出る、と言った時は「おお('ω`)」と心の中で躍り上がった。

そしてその後、降下中にバンバン撃破されるマローダー(笑)。

しかし、前作の張りぼてマローダーと違い、今作のマローダーはよく動く。これだけでご飯三杯は軽い。

しかも、メインカメラがやられて前部開放とか、最後は機体を犠牲にしつつ搭乗者自ら攻撃とかのお約束も外さない。

鑑賞後、デザインシルエットが12式装甲歩行戦闘車に似てるなーと思いながら帰投したのだが、あとで比較したらそんなでもなかった。カラーリングは某米国大統領専用機を彷彿とさせる。







マローダーの話しかしてねえ('A`)

前作までを観てると楽しめるネタも押さえているので、前作(特に1)未鑑賞の人は、観てから行くとよい。

あと、爆弾あるか?と聞かれて、C4が……は、笑うところ。



最後、続編やる感じの終わり方だったので、期待します。