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2009-12-19

近江の城を回る その1

というコンセプトの旅行にした……とかいいつつ、毎度、温泉と城がメインなのでいつもと変わらない。

 

前日に、ワイパーブレードだけでも換えようと思い、三鷹SABに行ったらスタッドレスが山積みになっていた。それを見て、ピンと来たので、その場で四本とも履き替えてやった。

スタッドレス童貞だったので、通常路面でのグリップのなさにビビりつつ、一旦帰投し、出発まで一眠りするかと思ったら、何故か城4でソウル稼ぎしていた……何を言ってるかわからねーと思うが(ry

 

0時を回った頃に出発。東名はなんだか工事中とか言ってたので、今回は中央道を採用。ユキイロ.comを出る前に見たら、岡谷JCTで小雪と出ていたが、規制は出てなかったし、貧弱な夏タイヤではないので、問題なかろうと判断した。実際、降っていなかったし、凍ってもいなかった。すげー寒かったけど('A`)

ちなみに、ユキイロ.comはFlashなので、iPhoneでは見れないし、ケータイ版のURIもQRコードでのみ示されているので、iPhoneユーザマジ死亡である。てか、NEXCOはもうちょっと考えろ。

#と思ったら、iPhone用のQRコード読み取りAppあるじゃないか!今知った!ギャーッ!
##と思ったら、User-Agentで振り分けられるらしく、QRコードを読み取っても無駄だった!



早朝6時くらいに彦根駅前に着。彦根城の開城まで時間があったので、近所の佐和山城跡に行ってみることにする。

最近、石田三成再評価の動きがあるらしいのは聞いていたが、この時点では、まだ「三成=へたれ」という誠に失礼な想いしか抱いていなかった俺だった(酷い話だ)。

佐和山城跡も、山道が開いておらず、入り口にある三成公像と、わずかに残る石垣を下から見上げるに留めた。



その後、彦根城へ。



まず、彦根城博物館で琵琶、能面等のアイテムを眺めてから、天守に向かって進む。初日であるにも関わらず、丸一日寝てないので、体力的にかなりきつい状態だったが、なんとか登り切った。



余談なんだけど、“城の設計ってレベルデザインだよね”というのを、櫓から通路を狙う矢狭間(やざま)や鉄砲狭間(てっぽうざま)から覗いて思った。まあ、命が掛かってるか掛かってないかの差はあるんだけど。

彦根城は、なんというか素直な城だった。山城でもないし、江戸時代になってからの城だからかな。

 

その後(ひこにゃんグッズを購入し)、小谷城跡へ向かう。



正直、今回の計画を立てるまで、小谷城の存在を知らなかった(ガチな歴オタではなく、“中途半端な歴オタが機動力(車)を手に入れてる”というだけなので)。だが、泊まるところも近かったので、行ってみることにした。

小谷城へ向かう途中、雨が降ってきてしまい、「こりゃ無理かな?」と思ったが、本降りにはならなかったので強行してみた。

まず入り口に、“熊出るよ。死んでも知らんよ。鈴でも付けとけ”とあった。ちょっとガクブルしたが、こんな事もあろうかと車内に忍ばせておいたSuicaペンギンの鈴を手に、山中へ向かった。

途中、「あ、iPhoneあるやん!」と思って、ボリュームを最大にして音楽掛けてみた……。流れてきたのはRAY-FORCEだった……('A`)Why?何故?

よく考えたら、iPhoneには音楽入れておらず、iPod touchの方に全て入れていたので、iPhoneにはRAY-FORCEのアルバムだけがたまたま入っていただけなのだった。

小雨の降る中、人っ子一人いない山中に響き渡る“THE FIRST REPORT”。熊も逃げ出すわ('A`)



本丸まで辿り着き、写真を撮りまくるが、やっぱり熊が怖いので、これ以上先に進むのは止めておくことにした。

小谷城は、彦根城や松本城、金沢城などとは違い、おもてなしの精神が全く感じられないので、“よく訓練された歴オタ”でないと楽しめないと思う。

俺は楽しめたけど。

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