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2008-05-25

プログラマ募集中です

一応、こっちにも書いておこう。

現在、有限会社スキップでは、プログラマを募集中です。

コードを組むだけの簡単なお仕事です。

興味のある方は、こちらか、までどうぞー。

2008-05-23

ヴァーチャル・ガール(VIRTUAL GIRL)

ヴァーチャル・ガール (ハヤカワ文庫SF) (文庫)


二回目。ちなみに、日テレでやってたドラマとは無関係。

大枠としては、コンピュータ工学の天才アーノルドによって創られたロボットである、マギーが成長していく様を描いている作品。


コンピュータ内の一プログラムでしかなかったマギーが、アーノルドによって、体を与えられ、物理的に独立する。

最初のうちは、アーノルドと共に行動し、人間について学んでいくが、あるアクシデントから彼と別れることとなり、その後は単独で人間社会を渡っていくことになる……。


最後、ハッピーエンドっぽく終わるんだけど、どうしてもその先を想像してしまう。

何かというと、マギーを含む人工知能たちは、どれも皆、好奇心旺盛で、とにかく知りたがる。人間の社会構造、自分のデータベースにある地名へ実際に行ってみたいとか、セックスのこととか。

となると、究極的には、“死”を知りたがるのではないかと。

“死”というのは、経験できるのは一度だけで、尚かつ、経験したら全てが終わる。

途中、マギーが“死”を怖がるシーンがあるのだけど、物語の結末から何十年後かには、きっとそういう事になるんじゃないかな。

2008-05-22

悩み

昨夜、一区切りついたので、一緒に仕事をしていた人とプチ打ち上げに行った。

実際の所、自分が担当していた分は終わったのだが、事務所全体としては、まだやることが残っているので、そんなに派手に打ち上げる雰囲気でもないのだ。


その時に、今現在、事務所で抱えている問題について話が及んだとき、ふと思い出したのは、五月に大学時代の友人たちと会った際にした、“仕事をすると言うことは、大体以下の三種類くらいに分類できるんじゃないか?”と言う話。

  1. 好きな仕事をする
  2. 嫌いな仕事をする
  3. (好き嫌いに関わらず)向いてない仕事をする


1番2番は、幸せか、それなりに幸せで、一番不幸なのが3番。しかも、3番は周囲も不幸になると言うオマケ付き。

少し前まで、プログラムなんてものは、簡単で、自分が書けるくらいだから、『どんな人でも勉強すれば出来るようになるものだ』という考えだったのだが、やっぱり向いてない人には向いてないのだ、と最近強く思うようになった。

自分は、幸い、人並み以上には向いてるみたいなので、3番には該当しない(と思ってる……)。


ぶっちゃけ、3番に該当してる人がいるって話なんだけど、まあ、しょうがないよなあ。事実だし。

結構、難しい話で、一歩間違えば、自分がそうであったかもしれないという恐怖や、本人、及びその周辺に掛かる不幸を考えると、思考がループする。

なので、ここらで一旦吐き出してみようかと思って書いたけど、あまり意味はなかったかな。

一里塚

単なる偶然なんだけど、二つ同時に進行していた仕事の、それぞれの一区切りが昨日、今日と連続した。

片方は、言わずと知れたアルキメの海外版で、そんなに手間が掛かったわけではないのだけど、何気に海外版出すの初めてだった(制作はしたけど、お蔵入りになったケースはある)。

もう片方は、世に出るのが何時になるのか見当もつかないのだけれども、ここはひとまず、喜んでおこうと思う。

2008-05-19

未来からのホットライン(THRICE UPON A TIME)

未来からのホットライン (創元SF文庫) (文庫)

これも読んでなかったことが判明。

ホーガンによる、タイムマシンをテーマにした物語。

タイムマシンテーマというと、発明者が『それ』に乗り込んで、過去や未来へ行って大暴れ(?)みたいなイメージがあると思うのだけど、この作品で時間を越えることが出来るのは、通信のみ。

実際に物理的なものを送ることは出来ないけど、これから起こる事象、もしくは起こってしまった事象をそれ以前の過去に伝えてやることにより、問題を回避して物語は進んでいく。

“バゴファント”のくだりは、絶対タイムマシンが原因だと思ったのになあ。ミスリードにまんまとのせられてしまった。

2008-05-16

宇宙の戦士3

おお。遂に

電子機器に吸い寄せられるアリ

米ヒューストン市、電子機器を誤作動させるアリの大群に襲われる - Engadget Japanese

先日読んだ、『時間泥棒』を彷彿とさせる事態。

流石に、時間は食われないと思うけど。

2008-05-13

盗まれた街(THE BODY SNATCHERS)



なんか表紙が新しめだったので、新作かと思ったら古典だった。2007年に四度目の映画化を果たしたので、新装版ということだったらしい。

お話としては、ある日、気づくと自分の隣人が、見た目はそっくりなんだけど、なにか別のモノに入れ替わっているというホラーでもある。血は殆ど出ないけど。

古典のわりには、文体も古くさくなく、新作であるはずの“ウォー・サーフ”より読みやすかった。訳者の力量かなあ。

2008-05-11

テトリス

野暮用で実家に電話したら、母が、
「そうそう。200を越えたのよ」

っていうから、てっきり血圧かと思ったら、一年ほど前にあげたテトリスDSの話だった。

未だにプレイしてることにも驚きを感じたが、そろそろ60にもなろうかという体で、200ライン越えしてるとは……。我が親ながら感心した。

2008-05-10

時間泥棒(OUT OF TIME)

時間泥棒 (創元SF文庫) (文庫)


久々、ホーガンの著作を読んだ。

ホーガンの著作が好きで、ほぼ全て、日本語で刊行されているものについては読んでいるんだけど、これだけ未読だった。短編だったからかな?

あとがきにも書かれていたけど、他の著作とだいぶ毛色が異なる。簡単に言うと、これはハードSFではない(よなあ?)。

けど面白い。

ハントやダンチェッカーのように、専門家が検証や考証を重ねて結論を導き出すような緻密さはないけど、専門家でない人間(刑事や司祭)が、自分たちの勘を頼りに捜査していくところが面白い。

と、ここで気づいたんだけど、これ刑事モノなんじゃね?

と、そう考えると、コペクスキーの上司である、ウェイドやラングロンの空気の如き影の薄さは、相応しくない気がするなあ。

2008-05-08

ウォー・サーフ(WAR SURF)



上巻だけ読むと、主人公(248歳)が単なるDQNだし、タイトルにもなっている“ウォー・サーフ”についての説明がほとんど無いわで、『つまんねー』と思ってた。

けど、下巻に入って、主人公が“天国”住人とうち解けていくくだりや、最期に自分がなすべきことを悟るあたりに来ると、ようやく面白くなってくるんだけど、いかんせん大器晩成過ぎ。

あと、“天国”住人たちと主人公たち企業役員をクラス分けするために、“天国”住人たちの台詞が、軒並み方言っぽくなってるんだが、『どこ弁だよ?これ?』ってな感じで読みづらい。まあ、それは訳の所為かな。

ちなみに、ウォー・サーフは切っ掛けに過ぎず、ウォー・サーフ自体の描写はほとんどない(;´ω`)

あ、だからウォー・サーフについての説明はないのか。

2008-05-04

毎年恒例GWの儀

例年、GWになると大学時代の先輩友人と集まり、同窓会つーか回顧会(?)。

今年は、わざわざ宇都宮から出てきた同い年の友人も参加して、ほぼフルメンバーだった。

横浜に集合し、一件目居酒屋でバカ話に花を咲かせ→カラオケ→深夜ファミレス→横浜在住の某氏の家にお邪魔→朝まで語り明かすという、とても分別のある大人とは思えないコンボ。