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2009-07-07

プロバビリティ・スペース(PROBABILITY SPACE)

これも読んでから、間に二冊入ってるので記憶が(;´д`)



第三部。

埋まっていた人工物を“世界”から持ち出した人類。それは同時に、“世界”から、共有現実を奪い取ることでもあった。

第二部の最後では、共有現実を失った“世界”についての描写も多少あり、牧歌的で平和だった世界から、一気に暗黒時代へ突入したかに見えたが、“世界”人達は共有現実に変わる、新しい価値観を身につけつつあった……。

みたいな感じで終わった第二部。そして、共有現実を奪い去ったことを後悔するカウフマンが、再び“世界”を訪れようとするのだが、時を同じくして、カペロが何者かに誘拐されてしまう。そして、カペロの娘アマンダは、様々な人々の協力(時には脅威も)を受けて、父親を捜し求める。

 

割と、淡々と物語が進み、盛り上がることもなく、終了するんだよなあ。

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