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2009-01-25

俺のキャバリアフォルダが火を噴かない



実家に、犬(雌)が二匹居た。

もう俺が実家を出てから飼い始めたので、連中にとっては、俺の方が外様に見えていたらしい。



特に茶色い方は、俺に媚びることもなく、『よくきたわね。ゆっくりしていきなさい』とでも言いたげな態度だった。

 

その茶色が、死んだ。

死因は、心臓の病気。元々、体も弱かったし、発作が起こって、二日も掛からなかったとのこと。

 

昨夜、電話口で弔報を聞いたときは、『はあ?そんなバカな?』という感じだった。

というのも、白と茶の方が年上で、順番からしたら、白茶の方が先だろうと思っていたからだ(それでもまだ数年先だと思ってた)。

 

正月に会った時だって、なんともなかった。

むしろ、白茶の方に、『お前も白髪増えたなあ。俺もだけどw』って、言ってたのに。

あれから一ヶ月も経ってないのに。

母親も泣いてたし、弟夫婦も泣いていた。

 

今日、朝一で実家に戻り、遺骨と対面。

初代の遺骨の隣に、小さくなったヤツが居た。

白茶は、ずっと一緒に過ごしてきた茶色が居ないので、時々、家の中を探して歩いている。

生き物の命は、一度失われると、二度と戻らない。

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