初
L・M・ビジョルド。
読み始めから、なんとなく『あれー?』と違和感を憶えつつ、最後、あとがきで判明したが、やっぱり女流作家だった(まあ、勝手に“ロイス”というファーストネームが、男性っぽいと勘違いしていただけなんだけど)。
生まれつき、(テロによって)身体にハンデを負った貴族の嫡子であるマイルズが、身分を隠して戦場で活躍するお話。
なんとなく、“身分を隠して大活躍”という点に、時代劇の香りがする。
緻密なギミックや、派手な戦闘描写等はないけど、安心して読めるスペースオペラ。
本書は、マイルズの生家でもある、ヴォルコシガン家にまつわるサーガの一部でもある。
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