『揺籃の星』の続編。
読み終わったのは一週間ほど前なんだけど、感想書くまでにこんなに時間が掛かってしまった……のには訳があって……というのも、ぶっちゃけ面白くなかった('A`)
前作で天文学的規模の災厄に見舞われた地球を脱し、土星の衛星に築いたコロニーで再スタートを切った人類。前作より数年が経過し、最悪の状況を脱した地球に再び降り立つが、そこで見たものは……。
……という所までは良かった。
プラグマティストたちが、地球に於ける主導権を奪還しようとテロを起こすのもまあいい。
だけど、長々と前作のような決死行を読まされ、最終的に出た結論が、『やっぱり力に対抗するには、力が必要だよね!』ときたもんだ……。
ああ。ここまで書いて気づいたんだけど、ホーガンが書きたかったのは、それくらい彼の認識している(現在の)地球が醜いんだって事なのかな?
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