『
黎明の星』の読後感の悪さに、ムカムカしていたら、いつの間にやら『
老人と宇宙』の続編が出ていた。
早速読んでみたら、ムカムカをすっ飛ばすくらい面白かった。
舞台は前作と同じ、人類が宇宙に進出し、他のエイリアン種族と宇宙の不動産を獲ったり獲られたりしている宇宙。設定や登場人物なども同一(前作の登場人物もたくさん出てくる)。
主人公は、75歳の老人から替わって、(前作にも登場した)ゴースト部隊に配属されたクローン兵士となったので、前作の(『
老人と海』に対するオマージュとしてつけられたと思われる)邦題はサブタイトルに格下げされた。
前作以上に他の種族を描写する部分が多く、想像力をかき立てられる。これがまた楽しい。
最後のクライマックスも、ちゃんと盛り上がり、後日談もきれいにまとまり……と、前作より、著者の力量が上がっているのがよく分かる。
第三部が楽しみだ。
#深夜にテレビをボケーッと見ていたら、
スターシップトゥルーパーズ3のCMをやっていた。あと二週間弱かー。
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