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2008-04-24

旌旗の章



遂に読み終えてしまった、『北方水滸、永遠の最終巻』。


昨日、帰宅中に電車内で読んでいたのだが、撤退の鐘が撞かれたあたりから、涙腺が危うくなったので、一旦そこで止め、帰宅後、落ち着いてから続きを読んだ。

半分くらい読み進めても、まだ梁山泊に勝ちの目があるような気がしてならなかったが、あとにして思えば、単なる贔屓目だったみたい。

とにかく、散り際の言葉が、皆一様に心に残る。


最期、“替天行道”の志が楊令に受け継がれ、生き残ったものは南へ。

それより少し前に、聞煥章が呂牛の息子に、『北へ行け』というのが、今後の伏線になっているのだろうか。



とにもかくにも、終わってしまった。しばらくは、読本のほうを読んで、余韻に浸ろう。

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