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2008-08-30

知性化戦争(THE UPLIFT WAR)

Amazon.co.jp: 知性化戦争〈上〉 (ハヤカワ文庫SF): デイヴィッド・ブリン, 酒井 昭伸: 本
Amazon.co.jp: 知性化戦争〈下〉 (ハヤカワ文庫SF): デイヴィッド・ブリン, 酒井 昭伸: 本

宇宙の全ての知的種族は、自力で知性を獲得するのではなく、既に知性を獲得している種族が知性化を行うことで、それを成す……という、設定で描かれる作品。

ただし、地球人のように、誰の力も借りずに自らを知性化した種族は、『鬼子(ウルフリング)』と呼ばれる。

知性を与えた種族は『主族』、与えられた種族は『類族』と呼ばれ、主従関係が結ばれる。

作中では、地球人も、既にチンパンジーと海豚を知性化している。

そんな中、とある地球人の保有する植民星ガースを、グーブルーという異星人の種族が占領してしまう。

そして、それを奪還するために、人間、チンパンジー、地球人と友好関係にある別の異星人たちが奮闘する。

 
 

一冊が結構な厚みで、更に上下巻ということで、なかなか書店で手に取ることがなかったんだけど、読んでみたら一気にスラスラと読めた。

実は、知性化シリーズとして、別の作品があるらしいので、そのうちそっちも読んでみたい。

2 件のコメント:

k さんのコメント...

知性化シリーズ来ましたか。スタータイド・ライジングもお勧めですよ。
知性化の嵐は複数のストーリーが絡む、やたらと長い話(分厚いのが六冊)ですが
その分量の割には読み易いと思います。

k-ya さんのコメント...

そうですねー。
ちゃんと調べてれば、そっち先に読んでたんですが、失敗しました><
いずれ読もうと思います。